Principles

AIを、速さだけでなく、
誠実な判断のために使う。

Arqenは、AIを人間の代わりに判断するものではなく、人と組織がより良い意思決定を行うための 補助線として設計します。目の前の効率だけでなく、見えないステークホルダー、未来世代、 社会、環境への影響も考えます。

Mission & Vision

私たちが何のために存在するか

Mission

AIを活用し、人と組織がより賢く、より誠実な意思決定を積み重ねられる仕組みをつくる。

Vision

空間と時間を超えた影響まで考慮する意思決定が、あらゆる組織の当たり前になる世界をつくる。

Values

判断に迷ったとき、ここに戻ります

1. Human-in-the-loop

AIは人間を置き換えず、意思決定を支援する。最終判断は人が行う。

2. Small Start, Honest Scale

小さく始め、効果を確認し、誠実に広げる。効果が出なければ、その事実を伝える。

3. Data as Trust

データを預かることは、信頼を預かること。必要最小限だけを、目的を決めて扱う。

4. Impact & Durability

誰に影響するかを確認し、あとから困らない設計にする。今だけ動くものではなく、使い続けやすい仕組みを目指す。

5. No Exaggeration

できること・できないことを正直に伝える。対応できない相談は、そう伝える。

6. Responsible AI Use

AI利用による計算資源・データ管理・環境への負荷を無視しない。AIを使うこと自体を目的にしない。

Impact & Durability Framework

誰に影響するか。あとから困らないか。

Arqenは、新しいサービスや機能を設計する前に、この2つを確認します。 目先の効率だけでなく、利用者、顧客、社内チーム、パートナーにどのような影響があるかを見ます。 同時に、3か月後、1年後、仕様変更や運用変更が起きても、 修正・保守・引き継ぎがしやすい設計になっているかを重視します。

Impact — 誰に影響するか

利用者: 毎日触る人の手間は本当に減るか
顧客: 費用に見合うか。導入後に運用が回るか
社内チーム: 引き継げるか。特定の人しか触れなくならないか
パートナー: 委託先・連携先に無理を押し付けていないか

必要に応じて、取引先・データ提供者・社会・環境への影響も確認します。 すべてを毎回見るのではなく、その事業や機能に関係するものを見ます。

Durability — あとから困らないか

変更しやすい: 一部だけ直せるか。作り直しにならないか
保守しやすい: 半年後に読んで分かるか
引き継ぎしやすい: 担当が変わっても運用できるか
拡張しやすい: 業務が増えたとき足せるか
外部変化に耐える: 連携先の仕様や料金が変わっても対応できるか

「動いた」で終わらせません。運用が始まってからのほうが、ずっと長く続きます。

Impact と Durability の2つの視点を示す図。Impact 側はユーザー・顧客・社内チーム・パートナーを実線で、社会・環境を破線で示す。Durability 側は更新しやすい・保守しやすい・引き継ぎやすい・拡張しやすいの4項目
実線が確認対象となる相手、破線が関連する場合に確認する相手です。すべてを毎回見るのではありません。

たとえば「営業メールを自動送信する機能」は、短期的には効率的に見えます。 しかし受け取る側の負担、担当者が顧客を理解する機会の減少、 誤送信が起きたときに誰も気づけない構造まで考えると、Arqenはこれを作らない判断をします。 自動送信機能を実装しないのは、この枠組みで考えた結果です。

Human-in-the-loop

AIの出力は参考情報。最終判断は人間が行います。

AIがやること

情報を整理する。選択肢を出す。抜け漏れやリスクを指摘する。下書きを作る。

人がやること

送信する。金額を決める。条件を約束する。契約を判断する。責任を負う。

Arqenのサービス・プロダクトには、自動送信機能を実装しません。 重要な判断には確認・承認の手順を残します。 AIは人間の判断力を弱めるためではなく、高めるために使います。

Data Responsibility

データを預かることは、信頼を預かること。

Arqenが扱うデータには、顧客情報、営業情報、商談履歴、見積、契約、社内メモ、メール、 問い合わせ、判断履歴が含まれる可能性があります。

必要最小限だけ扱う

目的のために本当に必要なデータだけをお預かりします。念のための収集はしません。

目的を明確にする

何のために使うかを事前にお伝えし、その範囲を超えて使いません。

権限を管理する

アクセスできる人を限定し、記録を残します。

不要になったら消す

保管期間を決め、期限が来たものは削除します。ご請求があった場合は、法令・契約上必要な保存を除き、所定の手続きに従って速やかに削除します。

データの取扱いの流れ。必要最小限の入力 → 利用目的の限定 → アクセス制御 → AI下書き → 人が確認・承認 → 削除/保持ポリシー、の6段階
お預かりしてから削除するまでの流れです。AIが作るのは下書きまでで、承認は人が行います。

具体的な取扱いはプライバシーポリシーに記載しています。

Environmental Responsibility

計算資源にも、コストと負荷がある。

AIやSaaSは物理的な商品ではないように見えます。 しかしAIモデル、クラウド、データセンター、サーバー、通信、保存、再計算には 電力と資源が使われます。

Arqenは、AIを使うこと自体を目的にしません。 不要な再計算や過剰なAI利用を避け、社会全体で見て、移動・会議・手戻り・紙・重複作業などの 無駄を減らせる設計を目指します。AIを使わずに解決できるなら、そう提案します。

まずは、小さく、誠実に始めます。

AI導入が本当に必要か、どの業務から始めるべきかを、30分で一緒に整理します。 合わない場合は正直にお伝えします。

30分 / オンライン / 押し売りなし